高校進学情報

進学先の情報 
まとめました。

★尼崎市立琴ノ浦高校(公立 定時制)(阪神尼崎)
http://www.ama-net.ed.jp/school/H07/

1期(1次)で受けたら入りやすい。
教員も、知識を得ており多様性にとんだ対応をしてくれる。
中学の学び直しをしてくれる。 
受験方法(1期から3期まである)

1期(推薦)は面接(想いを伝える)と作文 (半分以上書くこと必須)
2期は国数英の筆記試験
3期…5教科&内申点

★兵庫県立阪神昆陽高等學校(公立 3部制)

http://www.hyogo-c.ed.jp/~hanshinkoya-sn/koukou/

武庫之荘からは一番身近に行ける学校

3部は入りやすい

★向陽台高校(私学 通学/通信)
http://www.koyodai.ed.jp/
単位制ではあるが高校在学中、出席日数に関して厳しい。文系強い。推薦枠あり。
早稲田普通校の摂陵高校の子たちがのんびりした感じ。人の目を気にせず過ごせる自由な校風で、様々な人が、クールに通ってる感じ。 という卒業生さんの感想。

★N高(私学 通学/通信)
https://nnn.ed.jp/?utm_expid=.Lfj1pRGqSd-zPbmLWbT5sw.0&utm_referrer=https%3A%2F%2Fnnn.ed.jp%2F 
理系強い。
通信制は誰でもOK
通学の場合は満員の場合、どこのキャンパスに振り分けられるかわからない。
面接、作文あり。
週一、週三、週五登校があり、選べる。
在学中にチェンジもOK。パソコン購入などでお金はかかりそう。  

★西宮香風高校(公立 多部制)
https://www.hyogo-c.ed.jp/~kofu-hs/
のびのびしている。
不登校経験や発達特性のある子の受験率は高い。 

以下は歴史があり、発達特性の子どもたちの受け入れやケアも手厚いようです。クラークは向陽台同様、自分のしたいこと優先で通学時間を節約したいという方にもぴったりです。 

★クラーク
https://www.clark.ed.jp/smp/ 
★西宮甲英
http://nishinomiya.kouei.ed.jp/

YMCA
http://www.ymcagakuin.ac.jp/

代々木アニメーション学院
高等部
https://www.yoani.co.jp/course/hs/

おまけ:日ノ本学園
http://www.hinomoto.ac.jp
こんな学校もあります。単位制を導入していて、フリーアカデミーという就学のリズムを整えにくい生徒のための少人数のクラスもあります。


武庫広報誌『むこたん』で紹介されました

武庫地区の情報を発信するフリーペーパー『むこたん』が2020年3月号でタイルカフェを紹介してくださいました。

悩んでいる親子の方が、情報にたどりついて元気を取り戻し
地域で不登校の子を温かく見守ってくださるといいな、と願っています。

武庫西生涯学習プラザほか、お店や公共施設で配布中です。
詳しくはむこたんFacebookで。

mukotan.png

尼崎市の不登校支援

尼崎市の不登校支援(スクールカウンセラー、保健室登校、別室登校、通級、スクールソーシャルワーカー、コミュニティーソーシャルワーカー、訪問指導、ハートフルフレンド、はつらつ教室、サテライト授業、教育相談について)pdfファイルでまとめております。
ご利用の際は必ず事前にお問い合わせ・ご確認ください。
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不登校の子供たちがフリースクール等の施設に通った場合、出席扱いできるかどうかの判断や、手続きは各学校の校長の裁量によって行われていました。
このたび、尼崎市教育委員会が認定した施設につきましては、学校が出席扱いとすることができます。
施設 一覧につきましては尼崎市のサイトでご確認ください。

兵庫県内で初めての公設民営 ほっとすてっぷWESTが、6月24日
尼崎市水堂町2丁目 地域総合センター水堂にオープンしました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201906/0012468947.shtml 
月~金 9時半~15時
お話を聴かせていただき、情熱あるスタッフさんたちが、子供たちがリラックスして安心して過ごせる工夫をされていることがわかりました。 
これまで不登校の子供たちが通える場所は、「学校に戻ること前提」で構成されていることが多かったですが、学校外で学ぶことも当たり前に選択でき、多様な教育の場が認められるといいですね。

尼崎市のホームページ「学校へ行きづらいあなたへ」 
学校以外の居場所、相談場所を発信しています。

起立性調節障害

起立性調節障害とは、「自律神経の調整(緊張状態のアクセルとリラックス状態のブレーキの調整)がうまくいかず、起立時に身体や脳への血流バランスが悪くなる」病気です。
通常、立ち上がる時には交感神経から、全身に血管を収縮させる命令を出し、下半身に血流がたまらないようにして、脳への血流を確保しているのですが、自律神経がうまく働かないと、命令が出せず、下半身に血流がたまるため、血圧が下がり、脳への血流がうまくいかなくなって起こります。
小学校高学年から思春期にかけて多くみられ、朝起きようとしても体が動かない、立ち上がったときにめまいがして動けない、失神、転倒することもあります。思春期の急速な身体の成長に自律神経のネットワークの発達が追い付かないため起こると言われています。
午後からは症状が軽くなり、元気になることも多いので、理解してもらえず「怠け病」と言われることもありますが、そもそも自律神経は「気合」や「根性」で動くものではありません。
健康な人は早朝から昼過ぎまで交感神経が活動的になり、夕方から夜にかけて副交感神経が高まり、休息に向かいます。25時間の体内時計も、朝日を浴びることでリセットできます。
起立性調節障害の人の場合は、昼過ぎまで休息状態になり、夕方から夜にかけて活動的になります。また休息時間と活動時間がどんどんずれていき、昼夜逆転生活になることも。これも自律神経がうまく働いてくれないためで、「早く寝なさい」と叱るだけで解決するものではありません。

まずは、周囲の人の理解、適切な診断・専門家の指導のもとでの治療と生活環境などの改善・対応が必要なのです。

「朝起きられない」「遅刻が嫌、途中から登校しづらい」「いじめにあう。怠け者扱いされる」「勉強に集中できず成績が下がる」などから、不登校の原因にもなります。

起立性調節障害の子どもたちは、細やかな気遣いができ、とても気を遣う性格傾向があることから、HSCと関連があり、周囲に理解されず自己肯定感が低下した子どもたちもストレスをため、自律神経に悪影響を及ぼすことから、発達障害とも関連があります。
子どもたちは複数の問題を抱えて苦しんでいるかもしれません。

このような方は診断をおすすめします
1)下の症状が3つ以上あてはまる
○立ちくらみ、めまいを起こしやすい
○立っていると気持ちが悪くなる
○入浴時、あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
○少し動くと、動悸、息切れがする
○朝なかなか起きられず、午前中調子が悪い
○顔色が青白い
○食欲不振
○腹痛がある
○倦怠感がある、あるいは疲れやすい
○頭痛がある
○乗り物に酔いやすい
2)4つのサブタイプのうちいずれかに当てはまる
○起立直後性低血圧 
起立直後の血圧低下。立ち眩み、めまい、気分不良、失神などの症状が起きる
○遷延性起立性低血圧
起立3~10分後の血圧低下。動悸、冷や汗、気分不良
○体位性頻脈症候群
起立中に著しい心拍増加。全体倦怠感、頭痛、ふらつき
○神経調節性失神
起立中の突然の血圧低下 意識低下、意識消失

参考文献 田中大介 やさしくわかる子どもの「起立性調節障害」洋泉社
田中英高 起立性調節障害がよくわかる本 朝起きられない子どもの病気 講談社
保護者の方、先生方が知っておきたいこと、対処法などわかりやすく説明されています。
読売中高生新聞 2018年8月24日号

義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する 基本指針(抜粋)

2017年に施行された「教育機会確保法
不登校児の休養の必要性、学校外での学び場の重要性を認めるものですが、教育現場においてすら認知度は低いといわざるを得ません。全文はこちらから読めます(PDFファイル) 
強調は特に関連すると思われる箇所につけました。

(基本理念)
一 全ての児童生徒が豊かな学校生活を送り、安心して教育を受けられるよう、学校における環境の確保が図られるようにすること。

不登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援が行われるようにすること。 

不登校児童生徒が安心して教育を十分に受けられるよう、学校における環境の整備が図られるようにすること。 

四 義務教育の段階における普通教育に相当する教育を十分に受けていない者の意思を十分に尊重しつつ、その年齢又は国籍その他の置かれている事情に かかわりなく、その能力に応じた教育を受ける機会が確保されるようにするとともに、その者が、その教育を通じて、社会において自立的に生きる基礎を培い、豊かな人生を送ることができるよう、その教育水準の維持向上が図られるようにすること。 

五 国、地方公共団体、教育機会の確保等に関する活動を行う民間の団体その他の関係者の相互の密接な連携の下に行われるようにすること。

不登校児童生徒に対する多様で適切な教育機会の確保

(ア)特例校や教育支援センターの設置促進等 
不登校児童生徒の実態に配慮した特色ある教育課程を編成し、教育を実施する学校(以下「特例校」という。)の一層の設置の促進に向けて、設置の申 請に係る指導支援や効果的な取組事例の紹介等を行う。また、平成29年度から新たに、市町村のみならず、都道府県が設置する場合においても、特例校に係る教職員給与費の3分の1を国庫負担することとしたところであり、 都道府県立によるものも含め、特例校の設置を促す。なお、特例校については、過度に営利を目的とし明らかに教育水準の低下を招く恐れがある場合にはこれを認めない。また、教育支援センターについては、通所希望者に対する支援のみならず、 通所を希望しない不登校児童生徒に対する訪問支援を実施するなど、不登校児童生徒の支援の中核となるよう、設置の促進や機能強化を推進する。

(イ)教育委員会・学校と民間の団体の連携等による支援
不登校児童生徒の多様な状況に応じたきめ細かい支援を行う等の観点から、地域の実情に応じ、教育委員会・学校と多様な教育機会を提供している民間の団体とが連携し、相互に協力・補完し合いながら不登校児童生徒に対する支援を行う取組を推進する。特に、教育委員会等と民間の団体が継続的に協議を行う連携協議会の設置や公と民との連携による施設の設置・運営など、先進事例の紹介等の取組を通じて両者の連携を推進する。また、相互評価に関する調査研究を行うなどして、民間の団体の間における自主的な連携協力を後押しする。

(ウ)家庭にいる不登校児童生徒に対する支援 
家庭で多くの時間を過ごしている不登校児童生徒に対して、その状況を見極め、当該児童生徒及び保護者との信頼関係を構築しつつ、必要な情報提供や助言、ICT等を通じた支援、家庭等への訪問による支援を充実する。支援に際しては、関係機関と連携することが重要であり、特に児童虐待など家庭に課題がある場合には、福祉機関と緊密に連携すべきことを周知徹底する。

(エ)多様で適切な学習活動の重要性及び休養の必要性を踏まえた支援 
不登校児童生徒に対する支援を行う際は、当該児童生徒の意思を十分に尊重し、その状況によっては休養が必要な場合があることも留意しつつ、学校以外の多様で適切な学習活動の重要性も踏まえ、個々の状況に応じた学習活動等が行われるよう支援を充実する。例えば、いじめられている児童生徒の緊急避難としての欠席が弾力的に認められてもよく、そのような場合には、 その後の学習に支障がないように配慮することが必要である。

(オ)経済的支援 
特に経済的に困窮した家庭を対象として、民間の団体等学校以外の場で学習等を行う不登校児童生徒に対する必要な支援について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる。

(カ)情報提供 
不登校児童生徒の保護者に対し、不登校児童生徒に対する支援を行う機関や保護者の会などに関する情報提供を促すほか、指導要録上の出席扱いや通学定期乗車券の取扱い制度等の周知を徹底する。

プロフィール

タイルカフェ

Author:タイルカフェ
タイルカフェは不登校の子どもをもつ明るく元気なセラピスト&アーティストのタイルさんとおさるカフェ@子連れ生活応援委員会のむっちゃんが学校に行きにくい子どもをもつ親の居場所を作ろう!と、2018年4月から始まりました。

現在、少しずつ仲間ができ、やりたい事が実現しています。

欲しいのは支援してあげる人ではなく、
「一緒に笑える仲間」です。

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